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嵐のコンサートBDを初めて見た話

前置きとして、私はジャニーズと所属しているタレントさんについて全く詳しくない初心者である事を知っておいて欲しい。

そんな私が嵐のコンサートDVDを見るに至ったのは、嵐が好きな友人にSideMのファーストライブのBDを貸したことがきっかけだった。私はもちろん彼らの輝いてる姿は素晴らしいと思っているし、どんな人でも魅せられるだろうと思っているが、やっぱり“ジャニーズ”という日本人なら老若男女基本誰でも知っている母数の大きな沼に住んでいる友人に見せるのは少し勇気がいった。しかし、そんな友人も「見てみたい!」と言ってくれたのがすごく嬉しくてBDを貸そうと思った時、以前から話を聞いていた嵐のコンサートには興味があったのもあって、「嵐のコンサート…よろしければ…見てみたいです…」と厚かましく言ってみたところ快く貸してくれた。私の嵐ファンへの好感度はうなぎ登りであった。ありがとうございます。

そんなこんなで借りたのが「ARASHI LIVE TOUR 2014 THE DIGITARIAN」だった。Japonism*1と迷ったんだけどねー、と渡されたのは意外にも2014年のもので少し驚いた。三年前のコンサートだとある程度想像出来るかなと1人で再生ボタンを押した。

一言で言えば、想像以上だった。最初はメモをとろうと見ながらペンを動かせたのだが、時間が進むにつれてどんどん惹き込まれていった。もうメモに目は向けられなかった。テレビの中の5人を夢中でみた。もう凄かった。今、ムンナ*2を聴きながらこの記事を書いているが、あのムンナイでめちゃくちゃ安心している自分がいることに驚いている。ドラスタの実家のような安心感が本当に有難い。ほんとかっこいい。実家の近くに住んでた年下のイケメンがちょっと帰らないうちに成長して垢抜けてもっとイケメンになってた感じ。むしろもっとかっこよくなってるよ。ずる〜い!かっこいい〜!奪って〜!!話が脱線したが、とりあえずDisc1の感想を書こうと思う。

初めに舞台を見た時の第一声が「すげぇ!お金かかってる!!」だったのは言うまでもない。流石世界のARASHIである。運営側で操作するペンライトに驚く。アイマスとは予算が違う…。色変えなくていいのめちゃくちゃ楽そうなんて考えていた私は、後々そのペンライトで練度の高いペンライト芸を見せられることになるとは思いもしなかった。

ここまでの情報量でも随分と攻めてると思っていたのだが、ステージが始まった途端その認識は甘かったと思った。メンバー視点のカメラ。心拍数の表示。勢いのある煽り。ここまで嵐が遊び心を持ったグループだとは思っていなかった。実は、音楽番組やバラエティーなどで活躍する嵐しか見たこと無かった私がコンサートを見たかったのも、国民的アイドルである嵐が自分たちがしたい事をしてる所を見たかったのもあり、それを1曲目から見せてくれた嵐の力を思い知った。これがトップを走るアイドル。トップアイドルの認識が一気に塗り替えられた。アイドルを頂点に連れて行くことが目的のゲームをしている私は、そのステージに興奮と少しの恐怖を感じていた。自分と担当はここを、このステージ以上を目指すんだなと思うと震えた。改めて目標の大きさに目がくらみそうだった。

そんな興奮と恐怖が織り交ざった謎テンションで画面を見ていた私は衝撃を受ける。

そう、相葉雅紀さんの『Disco Star』である。

私の中で相葉さんといえばふんわりしていて、それでいてダンスのキレが良いというイメージがあって、実際初めて出てきた時のダンスで最初に目に付いてかっこいいな…と思ったのは相葉さんだった。そんな私は失礼ながら『Magical Song』しか相葉さんのソロ曲を知らず、明るくてディスコで踊っているような印象があったが、もうこんな感じの曲はないだろうと思っていたところのDisco Starである。むしろパワーアップしていた。正直神輿から「おや…様子が…」とは思っていたが、相葉さんが出てきた瞬間私の中のボルテージも、会場のボルテージも一気に上がった気がする。流石、流石である。メモに「小野大輔さんが着てそうな衣装」と書いてあった辺りに私の動揺が見える。わかる。着てそう。ただ、ダンスは腰を動かしたり、立ち上がりが素早かったり、振付師は鬼なのかと思うほどのハードワークで相葉さんの魅力が存分に発揮されていた。自分が相葉担なら自担にこんな振りをさせる振付師に「なんなの!?お金積もうか!?ありがとう!!!」とキレていただろう。いくらツアーであってもこの完成度は怖い。あとCDを聴いて思ったのが、サビのコールが普段しているコールに似ていてすごく馴染み深い。そんな明るい曲なので、相葉さんはもちろん、Jr.の方々や観客がすごく楽しそうなのがいいと思った。なるほど大野さんと二宮さんもホイホイされるわけである。もうほんとあのラインになった時のJr.の笑顔。すごくキラキラしているように見えて、あ〜っもちろん緊張もあると思うけど先輩の舞台でこんなに楽しめたら幸せだろうな〜!と劇場版アイドルマスターを少し思い出しながら思った。やっぱり自分はたまにシアター組とJr.さんを同じような目線で見ている時があるなと自覚出来たのも個人的な収穫だった。Disco Starで相葉さんをもっと好きになることが出来て良かったと思う。この曲のときの相葉さん、もといDisco Star様をジャニーズ界のS.E.M枠と呼びたい。そんなステージだった。

さて、次に嵐の力というか、嵐のファン*3の力を思い知ったのが『WISH』だった。東京ドームでウェーブだけではなく、サビでタイミングよくペンライトを変えたり、メンバーカラーに合わせて色を変えたりすると言うメンバーと、それを難なくやり遂げるファン達。なぜ?なぜこんなに広いのにこんなに揃う??すごくない??しかも手動??すごい。アイマスライブに慣れてしまった私はバルログしてる人がいない親子席のある世界を久々に見た。優しい世界…。

そんな楽しいDisc1もそろそろ終盤に差し掛かってきた頃、あの曲がやって来た。『Hope in the darkness』である。見た人は分かると思うのだが、この曲をここで持ってきたセトリは正解だと見終わった後に思った。美しい。とにかく美しかった。1人1人の音が交わって一つの曲になっていく様は本来曲というものがそうやって作られていく事を忘れさせていった。まるで奇跡。そう思わせられるような演出だった。このステージのパワーは凄くて、これ無しではTHE DIGITARIANを語れないと思い、3回ほど見直した。その後のZeo-Gの5人が最高にアイドルで、私がTHE ENDの文字を見る頃には完全に燃え尽きていた。すごい。嵐すごい。そんな言葉で頭がいっぱいだった。

ジャニーズのコンサートDVDは何回か見たことがあって、その度にすごいなぁ〜、面白いなぁ〜とは思っていた。しかし、私が見てきたものは比較的若いグループのものが多く、もう大物といっても遜色ない嵐のコンサートがこんなに若いグループに負けないぐらいの新鮮さがあって、面白くて、何より本人たちが楽しんでいるとは思わなかった。何回もやっていれば慣れや程度が分かってくるものなのにそんなものは一切見えなかった。MCが始まってから「本当にありがとうございます」を連呼する彼らの腰の低さに、すごく愛しさを感じた。ここが愛されている理由なのかなと思った。

 そんな愛に溢れたコンサートをみて、改めて思ったことが一つあった。少し前にジャニーズでもグループによって煽りが違うんだよ〜というような内容のツイートが私のTLに流れてきたこともあって、嵐はなんと言っているのか、と注目して見ていた。煽りはなんだかとてもこなれたすごくかっこいい煽りばかり*4だった。その煽りにはそれぞれの気持ちとか、楽しさとか、そんなものが込められているような気がして、私はすごく楽しませてもらった。

そんなかっこいい煽りをたくさん耳にした後、2ndライブにて6000人(ライビュを含めればもっと)を「幕張を抱かせてくれ」というパワーワードで煽った、仲村宗悟さんを思い出した。あの煽りは、仲村さん自身が言ったわけではなく、仲村さんが天道輝だから言った言葉なんだ!!!とすごく興奮したことをぼんやりと思い出した。自分ではない人間の言葉でパフォーマンスするってどんな感じなんだろう。すごく難しい事だと思う。舞台のように台本がないアドリブのステージで、色んな制限のある中で、彼らが私たちの見えないところでたくさん努力して、あの日、アイドルの言葉や思いを伝えてくれたことがすごく嬉しかったし、本当に感謝している。私があのステージで担当を見た、315プロのアイドルを確かに見たと思えるのは、ひとえに声優である彼らの努力と彼らを支えた周りの人々のお陰なのだということを改めて感じることが出来た。それもこのコンサートBDのお陰である。本当にありがとうございます。

本当にいいものを見た気分で胸がいっぱいだ。この後、Disc2も見ようと思う。しばらくはDisco Starとwonderfulとwelcome to our partyをひたすら聴く日々が続くのかと思うと非常に楽しみだ。

 

 

 

*1:2015年のツアー

*2:MOON NIGHTのせいにして/DRAMATIC STARS

*3:関係席含む

*4:個人的に櫻井さんの煽りは初心者に優しくてすごく良かった。

S.E.Mのラジオが始まるらしい

そうらしい。

ラジオが始まると毎週新規ボイスが聴けて、中の人のお話が聴けて、ゲストとして番組にやって来た人のお話まで聴けて、さらにゲストとS.E.Mの中の人との掛け合いボイスが聴けるらしい。信じられない。

今までボイスメモを消費しないといけなかったものが毎週無料で私の努力なしで聴けるらしい。有り得ない*1

そう、当たり前のように色んなラジオ番組を聴いているが、改めて思えばすごいことなのだ。この世にラジオ番組はたくさんあって、その一つ一つにパーソナリティとリスナーとスタッフの関係がある。私が何気なくラジオを聴いてる裏では、たくさんの人とお金が動いている。そして、まだ声と言葉だけで繋がれる世界がこの世にはある。耳で得る何十分、何時間の情報はこんなにもすごい。色んな人に感謝しなければと思う。

 

そんな世界にたった三ヶ月、されど三ヶ月。誰かの“未来を切り開こうという原動力”になりたい彼らがやって来る。歌とダンスで表現してきたあの眩い情熱を、言葉にして届ける時がやって来た。

だが、アイドル3人が登場するのは最初のドラマだけであって、後の大半は中の人である声優さんがラジオを担当する。私は普段から声優である中の人達が出演している色んなラジオを聴いている。3人ともすごく喋りが上手く、番組を盛り上げるのも上手い。それでも、彼らがS.E.MでありS.E.Mではない事実は変わらない。アイドルと演者の距離が近いアイマスのラジオはハードルが高いと感じるかもしれない。プレッシャーもあるかもしれない。S.E.Mではない彼らはアイドルたちの言葉を届けられないかもしれない。しかし、今まで私たちが見てきたステージの上の彼らは、ただの声優では無かったはずだ。演者として、表現者として、全力でS.E.Mであろうとしていた。歌とダンスで、私たちにS.E.Mというユニットを伝えてくれた。そんな彼らが放送するのだから、きっと今までもこれからもアイドル3人の言葉や想いを大切にしてくれる*2と思うし、彼らなら誰かの未来を切り開こうとする原動力になれると私は信じている。

 

それと同時に、この知らせはTHE虎牙道のラジオが終わることを意味していた。正直すごく寂しい。虎牙道のラジオは本当に夜にラーメン屋にやって来たみたいで、がやがやとした明るい雰囲気の番組は夜にぴったりだった。私は金曜9時だとなかなかリアタイ出来ないことが多かったので、タイムシフトで土曜の夜に聴くことが毎週の楽しみだった。なんだか二次会でよく通っていた馴染みのラーメン屋が閉店してしまうような、そんな懐かしい寂しさを感じている。オフサイドの小松師匠面白かったな…気になる人は今すぐチャンネル会員になりましょう。SHOHEYさんだけじゃなくて、ずんたさんも濱野さん*3もあのセカライのパフォーマンスをしていた人達と本当に同じ人なのか疑いたくなるほど面白くて、虎牙道独特のノリで繰り広げられたラジオは私を元気にしてくれた。本当にありがとうございました。残り1回、楽しみに待ってます。

 

ラジオへと活動の場を広げたS.E.Mはきっとこれまで以上の情熱を持って自分たちの言葉を電波にのせて伝えていくだろう。その言葉を聴いたリスナーが元気や感動をもらって、言葉を返して、その言葉が彼らをまた一つ成長させる。そんな番組になれば担当Pとしてすごく嬉しい。この三ヶ月間がS.E.Mにとって、リスナーにとって、番組に関わる全ての人にとって、素敵な時間になれば幸いだ。4月からの放送を担当P兼リスナーとして、とても楽しみにしている。

 

*1:よくこんなすごいことに今までラジオ担当だったユニットのPは耐えられたな…ドラスタPは1年…死んでしまう

*2:キャラクターを大切にするのは難しい事だと思う。当たり前だと思ってはいけない(自戒)

*3:セカライであの腰使いを見てから濱野大輝さんをはまのんと呼べない病を患ってしまった。

担当とファンの話

THE IDOLM@STER」といえば、プレイヤーがプロデューサーとなってアイドルをプロデュースしていく育成ゲームである。その派生作品の一つ、「THE IDOLM@STER SideM」のS.E.Mというグループを私は日々プロデュースしている。

彼らのお陰で すごく楽しい日々を送っている。本当に本当に出会えてよかったと思っている。先日も2ndライブで315のパフォーマンスを見せてくれたり、毎度のことながらイベントの間隔が狭すぎて辛かったり、アニバソロを聴いて泣いた。ぜひ聴いてください。

 最初の記事もうちの担当素敵なんだよ!という明るい感じの記事にしようと思っていたのだが、周知の事実だったのでやめた。しかし、せっかく長文が書けるので、自己紹介の代わりに、プロデューサーになってから今まで考えてきたこの話を文字に起こして、自分の中で整理してみたいと思った。

アイマスPが1度は悩んだり悩まなかったりする問題がある。そう、「担当と推し問題」である。この問題に関する非Pの友人達からよく投げ掛けられる質問とそれに対する個人的な回答を3つ取り上げて書いてみようと思う。

 

 担当と推し、何が違うのか

友人の質問で一番多いのはこれだ。アイドルマスターにおいて自分がプロデュースするアイドルのことを「担当」と呼ぶ。だが、もちろんその担当アイドル以外にもたくさんのアイドルがいて、その中で「自分はプロデュースしていないけれど好きなアイドル」を「推し」というのが私の中の推しの定義だ。とりあえずぼんやりと捉えて欲しい。なぜなら、「推し」の定義は人によって違う。推しという概念に公式設定はない。担当しかいない人や 担当が推しという人も見たことがある。プロデュースの形は十人十色なのだ。

 

 推しは2番手なのか

これに対しての回答は「No」だ。全く違う。私はDRAMATIC STARSのファンだが、じゃあドラスタはS.E.Mよりも好きじゃないのか、と言われると、そんなことはない。私は時々、担当と推しでは自分との距離が違うと感じることがある。例えば、S.E.Mの仕事のことを考える時、私は気付けば企画する側にいる。こんな仕事をしよう、こんな演出をしよう。一緒に頑張ろう。たとえ叶わなくても、妄想と笑われても、どうしても私は担当アイドルと距離を置くことが出来ない。ドラスタの時はどうだろうか。私はいつも受け身になっているのだ。きっとこんなことをしてくれるかな。こんなことをしてほしいなぁ。彼らならやってくれるだろう。それは実際のアイドルに向ける感情と変わらない。常に見上げた場所にいる遠い存在。それが私の推し像だ。その距離の違いがアイマスにおける私の担当と推しの大まかな定規となっている。私にはこんなに自分の置かれる立場が違う担当と推しを比べることは出来ない。全く別のものだと思っている。

 

何故担当と推しを分けるのか

どちらも同じでいいじゃない。よく言われるけれど、私は分けたい派のプロデューサーだ。前述の、推しと担当の距離の話も分けたい理由の一つで、これを認識し始めてから自分の応援スタイルが定まった気がして、よりアイドルを応援する事が楽しくなった。また、担当をプロデュースするというのは「お仕事」だ。公的な意味合いが強い。でも、推しを応援するのはプライベート、つまり私的な意味合いが強い。私はどうも公私混同出来ない人間で、このあたりもしっかり分けておかないともやもやしてしまうというのもある。これに関しては私の性格がそうさせているのであまり一般的な意見ではないと思うが。

 

 ここに書いたのはあくまで私の意見、考えであって、プロデューサー全員がこう思っているということではないことを頭に入れておいて欲しい。中には「担当の次に好きなのが推し」というPもいるし、分けない派のPもいるし、そもそも推しという存在を知らないPだっていると思う。多分。

ちなみに、この説明を一通りした非Pの友人の1人は「結局アイドルかわいいことに変わりないしどっちでもいいよ」と言っていた。全く伝わっていなかった。